■洞ノ原地区/四隅突出型墳丘墓

 

1世紀の前半頃から2世紀の前半頃までの100年間にわたって築かれた24基の墳丘墓が発掘され、その内、「四隅突出型墳丘墓」は、11基あります。
弥生時代の墳丘墓としては洞ノ原、仙谷、松尾頭の3地区で32基が確認されています。

 

■「四隅突出型墳丘墓」とは、出雲地域を中心とした山陰地方に多く見られる四角形の四隅が飛び出した独特な形の墳丘墓のことです。
■墳丘墓とは、土を盛って造った墓で、当時の支配者が埋葬されたと考えられています。

■仙谷墳墓群には、洞ノ原墳墓群の次の時代に作られ始めた3基の墳丘墓が見つかっています。

 

■洞ノ原墳墓群
約1,000uの範囲に24基の墳丘墓が発見され、1世紀前半から2世紀の前半の約100年にわたって墳丘墓が築かれました。
単なる四角形から四隅が引っ張られた形の「四偶突出型」に変更されていった様子が見て取れます。
 また大変小さな墳丘墓が10基以上発見されています。

 

小さくても同じ造りの子供の墓
造作は立派に一人前です。

通常は小さくても一辺が数メートルあるのが普通でしたが、ここで見つかったものは1〜2m程度の大変小さな極小サイズの墳丘墓です。
小さくても造りは石を貼ってしっかりとした四隅突出型墳丘墓の形をしており、大きな墳丘墓と変わらない同じ造りをしています。
 王位を継承するはずであった幼児の墓と考えられます。

 

日本海を望む絶景のロケーションに位置する洞ノ原墳墓群
手前の四隅突墳丘墓が1号墳